ヒマつぶし情報
2021.03.24
オタクに好きなものを語らせてください!〜BL漫画〜
こんにちは!
ついに折り返し地点の6回目まで来ました!
この調子で10回目目指して頑張ります!
そんな6回目のテーマは?
BL漫画
私のオタク人生の原点であり、未だに根深く残っているコンテンツです。
本当は恋がテーマの時に書きたかったのですが、間に合わなかったので、今語らせていただきます。
そもそもBLとは?
もはや説明する必要もないかと思いますが、軽く説明します。
BLとはボーイズ(BOYS)ラブ(LOVE)の略称で、字の如く男性同士の恋愛を指しています。BLという言葉自体が使われ始めたのは1990年代以降です。
近年では漫画・アニメ・ゲームなどのオタク文化の中枢を担う活躍をしており、BLという一つのジャンルとして定着しております。
今回はBL漫画にスポットを当て、数多くのBL漫画の中から私のオススメの5作品を紹介します。
ちなみに今回は設定やキャラクターを把握してもうらうために腐女子御用達のBL検索サイト「ちるちる」を参考にさせていただきます。
櫻狩り

「櫻狩り」渡瀬悠宇 全3巻
ストーリー
時は大正九年。一高入学を目指して上京した田神正崇は謎めいた美青年で俟爵家の御曹司・斎木蒼磨と出会い、彼のもとで働き始める。
徐々に惹かれ合う二人だが、蒼摩の周りでは彼をめぐって不可解な事件が起こっており…
カップリング
攻め 斎木蒼磨
長髪/スーツ/年上
受け 田神正崇
黒髪/短髪/着物/年下
設定
時代モノ/年の差/主従関係
トーン
シリアス/ドロドロ
エロ度
標準的
オススメポイント
原作者は「ふしぎ遊戯」「絶対彼氏」などの少女漫画でお馴染みの渡瀬悠宇さんです。今現在渡瀬悠宇さんが描かれた唯一のBL漫画としてコアな人気を誇っています。
渡瀬悠宇さんご自身が「10余年前から構想していた幻の衝撃作」と仰るほどに力が入っており、細やかな設定はもちろんのこと、絵がめちゃくちゃ綺麗でそれだけで読む価値がある作品です。
時代モノや耽美な雰囲気が好きな方にオススメです。
窮鼠はチーズの夢を見る

「 窮鼠はチーズの夢を見る」 水城せとな 全1巻
ストーリー
既婚者であるが女性からの誘いを断れない会社員の大伴恭一は、ある日大学時代の後輩であった今々瀬渉と再会する。
彼から奥さんから浮気調査を依頼されており、黙っていて欲しければ自分に抱かれて欲しいと頼まれ…
カップリング
攻め 今々瀬渉
ゲイ/喫煙者/年下
受け 大伴恭一
ノンケ/黒髪/年上
設定
先輩後輩/片想い/三角関係(女性絡み)
トーン
シリアス/せつない
エロ度
標準的
オススメポイント
昨年には実写映画化もされ、大伴役を関ジャニ∞の大倉忠義くん、今々瀬役を成田凌くんが演じて話題になりました。
主人公2人が揃いも揃ってクズな性格をしているためか、読んでいてイライラする場面が多々出てくるほどに人間の醜い感情や嫉妬深い一面を描き出すのが本当に上手な作品です。またBL漫画には珍しく女性キャラクターが魅力的な作品でもあります。
続編の「俎上の鯉は二度跳ねる」と合わせて読むのをオススメします。
30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」 豊田悠 1巻~6巻
ストーリー
30歳まで童貞だったので魔法を使えるようになってしまった安達は、「触れた人の心が読める」という地味な魔法の力を持て余していた。
そんなある日、仕事の出来るいけ好かない同期のイケメン・黒沢の心を読んでしまう。黒沢の心の中は、安達への恋心でいっぱいであった…
カップリング
攻め 黒沢
リーマン/イケメン/スーツ
受け 安達
リーマン/平凡/スーツ
設定
同僚/リーマン/ファンタジー
トーン
ほのぼの/ギャグ
エロ度
なし
オススメポイント
昨年にはドラマ化され、「チェリまほ」の愛称で知られる話題作です。
ドラマきっかけで読み始めたのですが、ドラマに引けを取らない面白さであっという間に読み終えてしまいました。受けの安達の可愛らしさはもちろんのこと、攻めの黒沢のスパダリ感がたまらなくカッコいいです。
基本的にギャグ漫画のようなトーンなので、BL漫画初心者の方にオススメです。
西洋骨董洋菓子店

「西洋骨董洋菓子店」 よしながふみ 全4巻
ストーリー
骨董店ばりにアンティークにこだわりを持つ洋菓子店「アンティーク 」は、洋菓子店なのに甘いものが嫌いなオーナー・橘、魔性のゲイの一流パティシエ・小野、元プロボクサーの見習いパティシエ・エイジ、橘のお付きのギャルソン・千景の4人の男たちで切り盛りされている。今日もまた店は慌ただしく…
カップリング
なし
設定
友情/トラウマ
トーン
シリアス/ほのぼの/ギャグ
エロ度
なし
オススメポイント
BL漫画という認識は薄いのですが、男同士の友情が素晴らしく、また原作者のよしながふみさんはBL漫画を多数手掛けているので今回ご紹介させていただきました。
基本的にほのぼのとしたギャグテイストなのですが、4人それぞれの過去の話など時たまにシリアスなシーンも描かれており、笑いあり涙ありの作品です。
また近年BL業界で話題のタイでドラマ化されるそうなので、ドラマ化を見る前に原作を読んでみてはいかがでしょうか。
MW(ムウ)

「MW(ムウ)」 手塚治虫 全3巻
ストーリー
エリート銀行マン・結城には、狂気の連続凶悪犯罪者としての顔があった。
犯行を次々に重ねては、その後に教会を訪れ、幼馴染の神父・賀来のもとで懺悔を行う結城であったが、2人は同性愛者として、肉体関係を結んでおり…
カップリング
攻め 賀来
神父/ゴツい/年上
受け 結城
犯罪者/イケメン/スーツ/年下
設定
幼馴染/トラウマ/三角関係(女性絡み)
トーン
サスペンス/グロ
エロ度
少なめ
オススメポイント
まずあの漫画界の神と呼ばれる手塚治虫さんがBLを描かれていたということが衝撃的でした。
今でこそBL漫画と分類されていますが、BLという概念が存在しなかった時代に描かれたとは思えないくらいに描写がリアルで主人公の結城の魔性っぷりがすごいです。
手塚治虫さんの作品は本当に数多く存在しますが、その中でもかなり異彩を放った作品だと思います。
最後に
近年ではBL漫画のメディア化が非常に進んでおり、腐女子としては嬉しいばかりです。前述で紹介した「チェリまほ」に至っては母と一緒にドラマを見ておりました。それぐらいに今日ではBL漫画がメジャーになっているのだと思いました。
今回ご紹介した作品は数多く存在するBL漫画のほんの一部でしかないので、また機会があれば他の作品も紹介したいと思います。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
参照元
ちるちる
www.chil-chil.net

常にヒマを持て余しているオタク